めざせ！バザーの達人

調理室考

公民館の調理室を借りる

大量のクッキーやケーキを焼くために集会所や公民館の調理室を借りに行きます。借りる時間帯は午後より、午前中の方が料金は安いです。オーブンも調理台ごとに備え付けられているし、数多く作るためには、やはり自宅で作るより人数集まってどっと作ってしまうのが一番です。

借りるときに幼稚園や学校のバザーのために使う、ということをきちんと報告すれば、使用料をタダにしてもらえる所もあります。払うのはエアコン代や水道光熱費だけで、それも例えば、ガス台１台１時間につき10～50円ととても安いので、バザーには持ってこいです。

バザーのための料理方法

さて料理教室やお料理サークルではなく、バザーのために調理室を使うのですから、おのずと使い方や料理方法も変わってきます。とにかく重要なのは、

清潔であること
原価をできるだけ低く押さえること

です。私の父兄会では２回試作をします。試作で着目するポイントは、味もさることながら、以下のようになります。

使用できる時間内に、どのくらいできるか。例えばオーブンは何回まわせるか、一度に焼ける天板の数、など。
レシピの工程で何人必要か。ベルトコンベア式に作っていきます。例えばクッキーだとお粉を振る人、混ぜる人、整形する人、焼き加減を見る人、そして洗い物をする人。お手伝いのお母さんが多ければ多いほどいい、とも、限りません。調理台は2〜3人が動きやすい数です。
調理器具は不足していないか。大量に作るのですから、ハンドミキサーや秤なども数あったほうがいいです。いざ作るとなると多くのお母さんの手を煩わすことになるので、必要なものが揃っているか、前もって点検しておきます。

以上のことだけ書くと、苛酷で全然親睦もできないのでは、と思われるかも知れませんが、過去4年間参加したかぎりは楽しかったですよ。あるお母さんは両手にハンドミキサーを持って卵を泡立てていましたし、慌ただしさもありますが、しっかり皆もおしゃべりするし、皆で紅茶を飲みながら焼き上がりの試食をするのがなにより楽しいです。