「バザー荒らし」という言葉があります。「バザーで良い買い物をジャンジャンする♪」といういい意味もありますが、このホームページでは主催者側の立場から、悪い方の意味を考えてみたいと思います。
さて「バザー荒らし」とは具体的にはどんなことを指すのでしょうか。掲示板でのぼった意見をまとめてみました。
一応万引きとはわけて考えてみたいと思います。
万引きは起こさせないことが肝要です。死角をつくらない、混雑をできるだけ解消することが大事かと思います。会場の一番奥あたりにレジをおくと、どうでしょう。混雑のうちに出入り口が死角になり、商品を持ち出しやすくなってしまいますね。混雑を解消するためには出来るだけ人の流れを一定方向にむけるといいと思います。私が実際バザーで経験した教室のレイアウトを紹介します。メリットデメリットを考えてみましょう。
レイアウト例 | メリット・デメリット |
---|---|
販売の人が多い場合対面式です。商品の死角は無くなります。出口・入り口を分けなくても対応できます。混雑するとき、お客さんの順番があいまいになるので、クレームが起こりやすくなります。 | |
販売の人が少ない場合販売に多くの人を配置できないときに、このレイアウトをとりました。会計台を出入り口近くに配置して商品の台全体を広くみえるようにしています。混んでいる時は、できれば入り口と出口を分けた方がスムーズに人が流れると思います。 | |
出口付近に会計台を配置しています。人の流れや会計への行列もスムーズにできやすく、お客さんの混乱は少ないレイアウトだと思いました。ただ混雑している時は入り口付近が会計台から見えなくなることがあります。 | |
以前掲示板で教えていただいたトンネル状の会場です。お客さんが非常に多いところで、整理券を配り、人数制限、時間制限を設けて入り口から入ってもらいます。トンネルの出口に会計台を置き、ここを通らないと出られないしくみです。入り口にも係の人がいるので、防犯にはとても有効的だと思いました。 |
いかがでしたか?みなさんの会場はそれぞれ条件が違うと思いますが、以下のことをヒントに会場のレイアウトをされたらよいかと思います。
NHK番組「難問解決!ご近所の底力」でテーマ「防げ!万引き」が放送されました。(2006年3月23日放送)
その中で商店街のお店の人が万引きを減らすノウハウを公開されていましたので、ここにまとめてみたいと思います。
くわしくは警察のホームページに「万引き防止モデル基準」が公開されていますが、残念ながら当ホームページからのリンクは許可されませんでした。参考にご覧になりたい方は「万引き防止モデル基準」でGoogle検索してみてください。